しかし、今回の場合の五十数品目の事前価格了承制というものは、あくまでも、御承知のとおり緊急避難的なものでございまして、目張り政策でございますので、これをそのままの形においていつまでも押え込んでまいる――ことにまた、目張りを解除する場合には、おことばにございましたような、それらの生産にかかわる企業については配当制限というようなものまでもこの際行なってそうしてそれらの物資の価格が再び上昇することがないようにというところまで
内田常雄
だけの影響というようなことで非常な困難な事態を生じないように、また生じかかった際には、そういう各分野ごとと申しますか、そういう事態を生じたその現象ごとに対する常に目張りを同時に考えていかなければ、物価は全体として安定して指数だけはいいかっこうになったけれども、その反面倒産とか失業とかいうようなものが起こったのでは、これはスタグフレーションになりますし、社会的な不安にもつながることになりますので、その目張り政策
内田常雄
○羽生三七君 政府のいわゆる目張り政策で、いまもお話がありましたが、昨年末から今年初頭にかけてのような爆発的な狂乱値上げは一応おさまったと、この点、私、当面の対策を一応評価するわけです。しかし、このいわゆる第二ラウンドといわれるものは一応回避できたとしても、いずれ近い将来値上げを認めなくてはならない時期が来るんではないかと思います。
羽生三七
三月十六日に石油値上げを決定をされて、製品値上げをされて、それに伴って基礎物資、生活関連物資、いわゆる目張り政策としての価格を行政指導による凍結要請をしたいということについてですが、もう時間もありませんから詳しく申し上げませんが、そのきめられた中で、LPGとか灯油とか、そういうものはほとんど据え置き、いままでの価格に据え置いて、それでそのほかのガソリン、ナフサ等に全部その分を転嫁してきめたと、こう見
米田正文
そこで、上げましょう、上げますが、国民に及ぼす影響をその価格の引き上げから断ち切ろう、こういう考え方からいわゆる目張り政策というものをとっておるわけであります。ほんとうに国民のことを日夜考えての結論がこういうふうになってきておるわけであります。
福田赳夫
に申しますと、石油製品の値上がりを幾らにするかということをいませっかく詰めておりますけれども、それを幾らにするかということは、その値上がりがいま申しました国民生活関連物資や基礎資材の値上げを誘発しないような範囲にでき得る限りとどめることと、また、いまの第二次関連物資の値上がりを来たさないような、まあこれはことばはいいか悪いかわかりませんけれども、押え込み政策というものを、これは他のことばで言うと目張り政策
内田常雄